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すがすがしい朝でした。海峡大橋は朝霞です。
さて、厚労省で上記のシステムが稼働しました。
10月より厚生年金保険の適用拡大が開始され、501人以上の会社さまはこの春あたりより対応をされていたことと思います。
中でも、60歳以上の継続雇用の従業員対応は難しいところだったと思います。
年金では「長期特例」という制度があります。
厚生年金保険を44年以上かけていたことと退職(厚生年金保険に加入しない働き方)したことを条件として、定額部分の支給があるという制度です。
雇用契約更新に当たり、週の労働時間をどのあたりに設定するか非常に悩ましい状況でした。週20時間以上30時間未満の契約では10月から厚生年金加入になってしまうからです。そうすると、せっかくの長期特例の年金が受けられなくなるばかりが、従業員の生活設計のシュミレーションも変わってしまいます。
ところが、特例が発動しました。継続して雇用されている長期特例の方が法改正の適用拡大に合わせて被保険者となった場合は、長期特例の年金が引き続き受けられるというものです。(さまざまな要件有)
これを事前に準備されていた「スゴイ」事業所さまもおられました。
さて、本題にもどすと、なぜ今このシステムが稼働?
やはり、適用拡大とさらに加入の推進を進めるためでしょう。また年金の受給資格を短縮するという制度も控えていることも関係しているのでは?さらに、マイナンバー制度の推進など、これからますますネット化していく様子を感じるこのごろです。